問題1
犬を家族犬として受け入れた場合、飼い主の一家の最も上位の人がスーパー上位になって他の家族が順位に従い、犬の順位が下になるように順位を明確にして安住させます。この関係が安定しないと、犬は順位争いをしたり、家族に攻撃をしたりするようになって、家族と犬との関係がうまくいかなくなります。したがって、飼い主は常に犬より上位であることを犬に意識させて飼うことが必要で、犬も納得して互いに楽しく暮らせます。
(田名部雄一『人と犬のきずな―遺伝子からそのルーツを探る』による)
1. 筆者によると、家族と犬がよい関係を保つにはどうすればよいか。
家族の中で最も上位の人に犬が従うようにしつける。
犬が楽しく暮らせるように家族と同じように扱う。
犬が家族よりも下であることを家族に意識させる。
犬が家族よりも下であることを犬にわからせる。
問題2
私たちはなぜ観光をしたくなるのでしょうか。細かい条件にこだわらないで大胆に述べるならば、それは「変化」を求めるということです。私たちの感覚は同じ刺激を受け続けていると、その強さ、性質、明瞭性などはしだいに弱まります。著しい場合には刺激の感覚が消失することもあり、こうしたことを感覚の順応といいます。風呂の湯の熱い温度や腕時計を付けたときの違和感など、初めは鮮明な感覚であっても数分もしないうちに減衰してしまいます。同様のことが日々の体験についてもいえるでしょう。(中略)よく言えば慣れてくる、悪く言えば飽きてくるのです。そこで人は新たな刺激、つまり日常に存在しない感覚や感動を求めるのです。そのために新しい刺激をもたらすための「変化」が必要になります。変わった珍しいコトやモノを手に入れても、日常生活がベースになっていたのでは「変化」は日常の一部分にしかなりません。より劇的な「変化」を求めるには自らが「変化」の中へ入る、すなわち日常と離れた場所へ移動することでそれは達成されます。自分の家の近所へ移動した程度ではそれほどの変化は得られません。遠くへ離れれば離れるほど、見知らぬ町並みや自然の風景、聞き慣れない言葉や音楽、初めての味や香りなどが立ち表れてくるのです。外国で異文化に接するとき、この「変化」は最大になり、自分自身を除く周囲のすべてが「変化」した状態となるのです。
(堀川紀年・石川雄二・前田弘編『国際観光学を学ぶ人のために』による)
2. こうしたこととは、どのようなことか。
与えられる刺激が弱まると、その感じ方も弱まること
刺激を受ける回数が減ると、その刺激に反応しなくなること
同一の刺激を受けていると、その刺激を感じにくくなること
強弱の違う刺激を受けていると、その違いを感じなくなること
3. 筆者によると、なぜ人々は観光したいと思うのか
日常生活の中に「変化」を取り入れたいから
日常生活では感じられない「変化」を求めるから
新しい自分に生まれ変わるために「変化」が必要だから
日常生活の良さを再確認するために「変化」が欲しいから
4. 以下の例のうち、旅行者にとって「変化」が最大になるのはどれか。
文化の異なる国へ、知人と旅行したとき
文化の異なる国へ、一人で初めて旅行したとき
文化の異なる国へ旅行してから、日常へ戻ってきたとき
文化の異なる国へ旅行することが、自身の日常になったとき
問題3
これは、ある美術館のホームページに載っている体験教室の案内である。下の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4・から一つ選びなさい。
5. マルコさんは、一週間後、10歳の子供と一緒に体験教室に参加したいと考えている。都合で午後1時までには美術館を出なければならないが、作った作品は当日持ち帰りたい。マルコさんが選べる教室はどれか。
Aのみ
AとBとC
AとCとD
AとD
6. 大学生のユウさんは、明日の体験教室に参加したいと考えている。作る物は食器以外がいい。ユウさんの希望に合っていて、参加できる可能性がある教室はどれか。
Aのみ
Bのみ
AとD
BとC
단어 공부:
受け入れる (ukeireru): to accept, to receive, to agree
飼い主 (kainushi): (pet) owner, shepherd
一家 (ikka): a house, a home, a family
上位 (joui): superior (in rank), top, higer order
スーパー: super
順位 (jun’i): order, rank, position
明確 (meikaku): clear, precise, definite
安住 (anjuu): living in peace, being content with one’s present position
安定 (antei): stability, steadiness
争い (arasoi): dispute, strife, conflict
攻撃 (kougeki): attack, strike, offensive
保つ (tamotsu): to keep, to preserve, to maintain
大胆 (daitan): bold, daring, audacious
感覚 (kankaku): sense, sensation, feeling
刺激 (shigeki): stimulus, incentive, excitement
性質 (seishitsu): nature, property, disposition
明瞭 (meiryou): clarity, clearness
弱まる (yowamaru): to abate, to weaken
著しい (ichijirushii): striking, remarkable, considerable
消失 (shoushitsu): dying out, vanishing, disappearance
順応 (junnou): adaptation, acclimatization, adjustment
違和感 (iwakan): uncomfortable feeling, feeling out of place
鮮明 (senmei): vivid, clear, distinct
減衰 (gensui): attenuation, damping, decay
飽きる (akiru): to get tired of, to lose interest in
手に入れる (te ni ireru): to obtain, to procure
日常生活 (nichijouseikatsu): everyday life, daily life
劇的 (gekiteki): dramatic, exciting, extreme
達成 (tassei): achievement
見知らぬ (mishiranu): strange, unfamiliar, unknown
町並み (machinami): townscape, street
聞き慣れる (kikinareru): to get used to hearning
立ち現れる (tachiarawareru): to manifest itself
異文化 (ibunka): foreign culture
接する (sessuru): to touch, to come in contact with
再確認 (saikakunin): reaffirmation, reconfirmation
模様 (moyou): pattern, model, framework
熱する (nessuru): to heat, to heat up
溶かす (tokasu): to dissolve, to melt
接着 (secchaku): adhesion, glueing, binding
費用 (hiyou): cost, expense
参加費 (sankahi): entrance fee, participation cost
保護者 (hogosha): guardian, protector, parent
終了 (shuuryou): end, close, termination
冷める (sameru): to cool down, to get cold
持ち帰る (mochikaeru): to bring back, to carry home, to take out (e.g. food)
館内 (kannai): in the building
鑑賞 (kanshou): appreciation (of art, music, poetry, etc.)
詳細 (shousai): details, particulars, specifics
スタッフ: staff
정답:
Question 1: 4
Question 2: 3
Question 3: 2
Question 4: 2
Question 5: 4
Question 6: 2
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