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일본어 Japanese

JLPT N2 시험 11화 - 일본어 - 독해

by shenminghu456 2023. 1. 3.
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Reading Passage 1

A

「新入社員をしかったら会社に来なくなってしまった。」「若い社員のしかり方がかわらない。」こんなベテラン社員の悩みを聞くことが多くなった。今の若者は親から大事に扱われ、しかられた経験がほとんどないまま大人になってしまった。上司からしかられると、ショックに耐えられない、なぜしかられたのかわからないと言う若者が多い。

しかし、共に会社の一員であり、上司には部下を育てる義務がある。時にはしかることも必要だ。人間はミスをするものなのだから、いつも褒められてばかりなんてことはない。誰にでも、しかられて初めて誤りに気づいたという経験があるはずだ。人間はそれをきっかけに成長するものだ。

B

部下のミスを指摘するのは上司の務めだ。しかし、それは必ずしも部下をしかることではない。確かに、しかれば部下は自身の失敗に気づく。だが一方で、部下は上司を恐れるだけで、なぜ失敗したのか、どうすれば同じミスをせずにすむかを落ち着いて分析することができない。最近の若い社員はしかられた経験が乏しいため、しかられると自分が否定されたと感じてやる気を失ってしまう者もにる。

そういう場合には、上司はしかる代わりに「どうしたんだ。君らしくもない。」と穏やかに言うのはどうだろうか。こう言えば相手を認めつつ、失敗した事実をわからせることができる。これなら部下も現実を受け入れることができ、その原因を考えるはずだ。

1. AとBが共通して取り上げているのはどのような若者か。
 しかられても気にしない若者。
 しかられることに慣れていない若者。
 しかられることを避けようとする若者。
 しかられたことを認めようとしない若者。

2. 部下が失敗したときの上司の対応について、AとBはどのように述べているか。
 AもBも、部下がやる気を失わないように、あまりしからないほうがいいと述べている。
 AもBも、しかることも必要だが、失敗の原因を考えさせることがより重要だと述べている。
 Aはしかることで失敗を気づかせることが大切だと述べ、Bはしからずに部下に失敗の原因を考えさせるのがいいと述べている。
 Aはしかることで成長を促すことが重要だと述べ、Bはあえて失敗を指摘する必要はなく、部下を信頼して任せるべきだと述べている。

 

Reading Passage 2

暑い夏、外を歩くと汗が出る。汗を止めるために冷房のきいた部屋に入る。誰もがしがちな行動だが、実は私たちの体にとっては「よいことではない。」

汗は汗腺によって作られるが、この汗腺は汗を作るだけではなく、汗を対外に出す働きも持っている。そして多くの汗腺が活発に働いていれば、蒸発しやすいさらさらした汗が作られ、体温調節がスムーズに行われる。汗腺は人の体には200~500万か所ほどあるが、通常、そのうちの半分程度が働かずに休んでいる。そして、通常でも半分しか働いていないのに、冷房を多用するなどして汗を出さないでいると、さらに休む汗腺が増えていく。

働いている汗腺が100ヶ所あって、そこで100ccの汗を作って出すという処理をしなければならないとして考えてみよう。その時にもし冷房のきいた部屋に入り「汗腺が50ヶ所しか働かなくなれば、」1ヶ所当たり1ccの処理のはずが、2倍の2ccの処理になる。そうなると、処理が間に合わず、塩分などの体内に吸収されるべき成分を含んだままの汗が体外に出てしまうことになる。このような汗はべたべたとしており、蒸発しにくく、「蒸発することで体温調節をする」という汗の役割をうまく果たせない。

休む汗腺を増やさないためには、日ごろから汗が出る時にはそのまま出すという生活をしたほうがいい。飲食物に気をつけることも有効である。汗が出ている時に冷えた物を取ると、脳が「体が冷えた」と判断し、汗を止めてしまうので注意が必要だ。

3. 「よいことではない」とあるが、なぜか。
 汗腺の数が減ってしまうから
 汗腺が汗を作れなくなるから
 働くべき汗腺が働かなくなるから
 一つ一つの汗腺の働きが弱まるから

4. 「汗腺が50ヶ所しか働かなくなれば」とあるが、そうなった場合どうなるか。
 汗の中の塩分などが増えて体温調節がしにくくなる。
 汗の中の塩分などが減って蒸発しにくくなる。
 汗の量が増えて蒸発しにくくなる。
 汗の量が減って体温調節がしにくくなる。

5. 筆者によると、よい汗を出すにはどうすればよいか。
 日ごろから水分を多く取り、汗が出やすい状態にする。
 汗をたくさん出して、働いている汗腺の機能を高める。
 汗が出る時には、できるだけ止めないようにする。
 脳を刺激し、汗腺への命令の伝わりをよくなる。

 

단어 공부:

新入社員 (shinnyuu shain): new employee

社員 (shain): company employee

ベテラン: veteran

悩み (nayami): trouble, worry, distress

扱う (atsukau): to handle, to deal with

一員 (ichiin): person, member

義務 (gimu): duty, obligation, responsibility

叱る (shikaru): to scold

褒める (homeru): to praise, to admire

誤り (ayamari): error, mistake, slip

部下 (buka): subordinate person

ミス: mistake, error

指摘 (shiteki): pointing out

上司 (joushi): boss, superior authorities

務め (tsutome): duty, responsibility

必ずしも (kanarazushimo): (not) always, (not) entirely

分析 (bunseki): analysis

乏しい (toboshii): meagre, scarce, lacking, poor

否定 (hitei): negation, denial

気を失う (ki o ushinau): to lose consciousness, to faint

穏やか (odayaka): calm, gentle, quiet

促す (unagasu): to urge, to press, to demand

汗 (ase): sweat, perspiration

冷房 (reibou): cooling, air-conditioning

汗腺 (kansen): sweat gland

活発 (kappatsu): vigor, active, lively

蒸発 (jouhatsu): evaporation, disappearance

体温調節 (taion chousetsu): thermoregulation (of the body)

スムーズ: smooth

か所 (kasho): place, point, part

通常 (tsuujou): common, general, usual

多用 (tayou): heavy use (of)

処理 (shori): processing, dealing with

塩分 (enbun): salt, salt content

体内 (tainai): inside the body

吸収 (kyuushuu): absorption, suction

成分 (seibun): ingredient, component

体外 (taigai): outside the body

べたべた: sticky, all over

蒸発 (jouhatsu): evaporation, disappearance

飲食物 (inshokubutsu): food and drink

有効 (yuukou): validity, effectiveness

冷える (hieru): to grow cold, to get chilly

脳 (nou): brain

高める (takameru): to raise, to lift, to boost

 

정답:

Question 1: 2
Question 2: 3
Question 3: 3
Question 4: 1
Question 5: 3

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