問題1
(1)子供の授業参観に行って驚いたことがあります。先生が、ある問題について「どう思いますか」と質問すると、生徒たちが手をあげ、指された生徒が答えた。次に、「ほかの人は」と先生がきくと、またみんなが手をあげ、別のだれかを先生が指します。すると、その生徒がさっきの生徒と同じことを答えたのです。そうやって次々に何人もの生徒がみんな同じ答えをしました。これには私、びっくりしました。同じ答えならいわなくてもいいのにと思うのですが、先生は(2)それを期待しておられるようでした。むしろ、別の答えが出てくると困ってしまうのかもしれません。
しかし、無理しても別な答えを出すこと、あるいは人と同じことはいわないことが、大事だと私は思います。クラスが40人いたら40通りの答えがあるべきです。先生には、「(___3___)」と聞いてほしかった。そして、もし出てきた別の答えが間違っていても、それはおもしろいね、とまずほめて、しかし、ここの部分は考え直してみたらどうでしょうとか、ここに無理があるかもしれないと、言っていただけたらと思いましたね。
(山本毅雄「21世紀の本の読み方による)
1. (1)「子供の授業参観に行って驚いたこと」とあるが、筆者は何に驚いたのか。
最初に指された生徒の答えが正しかったこと
先生の質問に生徒が次々に同じ答えを言ったこと
先生の質問に生徒が手をあげて1人ずつ答えたこと
最初に答えた生徒と違う答えをする生徒に先生が困ったこと
2. (2)「それ」は何を指すか。
生徒がみんな同じ答えを言うこと
生徒がみんな違う答えを言うこと
他の生徒と同じ答えの時は手をあげないこと
他の生徒と違う答えの時は手をあげないこと
3. (___3___)に入る最も適当なものはどれか。
別の答えはありませんか
だれの答えが正しいですか
同じ答えの人はいませんか
まだ答えていない人はいませんか
4. 筆者は学校の先生にとうしてほしいと思っているか。
生徒が間違った答えを出したらすぐ直してほしい。
生徒に人と違う答えを出ナことをすすめてほしい。
生徒の答えが他の生徒と同じご答えでもほめてほしい。
生徒に正しい答えだと思った時だけ答えるように言ってほしい。
問題2
A
仕事で成果を出すにはノートの活用がお勧めです。ノートにはスケジュール管理や収集した情報の記録だけでなく、日々の仕事に関する気づきや考えをいつでもどこでも書くことが可能だからです。毎日仕事で忙しいときちんと記録することが面倒になりがちですが、メモのように書くことなら気楽にできます。また、ノートに書いておけば、自分の考えを後から見直すこともできます。
では、どのように書いたらいいのでしょうか。テーマ別に分類したり、整理して書こうとすると負担となり続けられないので、日付の順で構いません。仕事に関することは何でも一冊のノートに書き込んでいくのがいいでしょう。
B
ノートとは新しい情報を記録するためのものだ。必死にノートに書いて覚えたという学生時代の記憶からか、そんな思い込みがあるかもしれない。
しかしノートの利用法はそれだけではない。ノートをうまく利用すれば、自身の考えを改めて検討することができる。仕事では、新しいアイデアを提示したり、困難な課題を解決したりする能力が求められる。そのような力を養うために、ノートには情報を記録するだけでなく、自身の気づきや考えを書いて整理するという方法が有効だ。情報のメモと考えはノートを別にするのがよいだろう。そうすることで集めた情報の中におぼれず、どう考えるかを自身に問いかける姿勢が身についていく。
5. ノートに書く利点について、AとBの考え方で共通していることは何か。
自分の考えを後から振り返ることができること
時間や場所を問わず気軽に書けること
新しいアイデアを見つけ出せること
情報をうまく整理できること
6. ノートの書き方について、AとBはどのように述べているか。
AもBも、気づいたことをどんどん書いていくといいと述べている。
AもBも、情報と自身の考えを整理しながら書くといいと述べている。
Aはテーマ別に一冊のノートに書くといいと述べ、Bは情報を何冊かのノートに分けて書くといいと述べている。
Aは何でも一冊のノートに書くといいと述べ、Bは情報と自身の考えはノートを分けて書くといいと述べている。
단어 공부:
授業参観 (jugyousankan): parents’ day (day when parents observe their children in school)
考え直す (kangaenaosu): to reconsider, to rethink, to reassess
次々に (tsugitsugi ni): one by one, one after another
成果 (seika): fruits (of one’s labors), results, outcome
活用 (katsuyou): practical use, application
お勧め (osusume): recommendation, advice, suggestion
収集 (shuushuu): gathering up, collection, accumulation
気づき (kizuki): awareness, realization
気楽 (kiraku): carefree, comfortable, at ease
見直す (minaosu): to look again, to re-examine, to see something in a more positive light
テーマ: theme, topic, subject
分類 (bunrui): classification, categorization
整理 (seiri): sorting, arrangement, organization
負担 (futan): burden, charge, responsibility
必死 (hisshi): frantic, desperate
思い込み (omoikomi): wrong impression, subjective impression
利用法 (riyouhou): usage, way to use, utilization
提示 (teiji): presentation, exhibit, suggest
養う (yashinau): to support, to maintain, to provide for, to feed
姿勢 (shisei): posture, pose, position
利点 (riten): advantage, point in favor
気軽に (kigaru ni): freely, readily, casually
정답:
Question 1: 2
Question 2: 1
Question 3: 1
Question 4: 2
Question 5: 1
Question 6: 4
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